
9月20日!感動の復元!

(下の写真は神社への階段です)


特に、UNIC車を出してくれた金光鉄工株式会社の皆様のご協力があってこそスムーズに進みました。さすが建て方に慣れております。
ありがとうございました!
花台は武田勝頼が土佐に広めた玄蕃踊りの象徴であります!
仁淀川流域の中では最大の民族文化財だと思います。
約25年ぶりに復活し、そして、この大崎八幡宮境内に設置されるのは、何と39年ぶり!! 昔携わった人たちには頼る事の無理な年月を経ております。
若手の不足で実行が不可能になった花台の建設を「武田勝頼土佐の会」の有志で行う夢のプロジェクトです!

この花台の部材などを探すことから始まり、足らない部品は作り直すという気持ちで取りかかりました。
倉庫から一旦全部、部材を運びだし、分ける作業は大変です。



この日が快晴で、カラッとした気持ちの良い天気

草刈りは、高知の草刈り隊の方が前日にキレイに刈ってくれていたので、私たちは、花台と、ステージ、サブステージの組みたてに取りかかる事にほぼ集中できました。
集まって頂いた、有志のボランティアの方々、そして草刈り隊の皆様本当にありがとうございます

部材本体に書かれた、略図面があったおかげで、助かりました。
これが無いととても復元は困難な事だったでしょう!


まずは、本体のフレーム、南北の面を組み、そして立ち上げます。



平べったいもので、また案外重たくて







そして、この南北の面を梁でつなぎます。
これでやっと安定するので、手を放しても大丈夫です。良かったー




部材の足りない部分が出てきたので、余っている材料で、即席で切って長さを調整し、ボルトの穴を空けてまかないました。

立てりは、まだまだグニャグニャなので、斜めに筋交いを入れて、対角を出して四方を固定、全体がしっかりとまとまりました!



私は、それまで角西さん達と、花を挿す部分にワラ(藁)を束にして紐で固く巻き付けて、準備をしておりました。
この部分に作られた花の柄の部分が挿されます。ゆるいと抜けてしまうので、短い間隔にきつく巻きました。これできっとOKでしょう!






本体部分の立てりがしっかりすると、2階立ての床の部分を張ります



1階部分の屋根(ひさし?)をクレーンで吊り上げて、本体から出ている金物に留めて設置しました。
この1階部分の屋根が付く事で雰囲気が出ますねー







そして最後は、一番上の2階の屋根の取り付け(棟上げ)
昔はなかなか取り付けが上手く行かずに、苦労したとの事ですが、
クレーンで吊り上げ、設置は意外にも簡単にスポッと治まりました。
八幡宮の神様ありがとうございます!取り付けたスタッフの腕もすごいですね!ありがとうございます!



どうですか、39年ぶりに神社の境内に復活した花台!
とても壮観で感動しました。この復元が皆の夢であったのですから、とても感慨深く思います。




うーん、上からの眺めは素晴らしいぜよ!



これから装飾が施されるのですが、それは10月9日(祭前日)に行われます。
この花台を新しく作ろうかという計画もあります。
ぜひ実現させたいですね。それが実現すれば、毎年花台の設置も楽に行えるようになります。
毎年これから大きな祭りとして手踊りサミットを考えております!
花台はそのシンボルです


ステージの方も組みたては順調です。



さらに現在は、サブステージも設置され、準備が大きく整って来ました。
何と言っても、組みたてが大変なのが花台とステージだからです。



面白そうですね、さっそく参加!