昨日、詩吟の指導予定表というのを頂きまして、その中に
「諏訪八景」という吟がトップにあるではりませんか



諏訪八景というと、
諏訪湖畔を見渡せる勝頼の母君である由布姫を供養しておる「小坂観音院」の住職様が、8月22日の【夏の陣】に来られて、法要をしてくれた事は記憶に新しく、また交流のある寺院です。
小坂観音院は、諏訪八景の中でも第1位の風景を誇る風光明媚な場所に在ります。会長も訪れた時に、本当に美しい所だと言っておりました。
さて、 「諏訪八景/木村岳風」
木村岳風先生が、初期の作品として、故郷の諏訪を思い詠んだものです。
その吟の中に小坂観音院が、出てきます(^^)
吟全文
「冨岳倒に映る衣が崎の暁 漁舟頻に漁る高浜の夕
唐沢の青嵐 夏を知らず 湯街の暮幸冬を覚えず
夜釣りする
舟おちこちにだだよいて
月影ゆらぐ
諏訪のみずうみ
月は波に輝く 水月園の秋 数行の過雁赤砂に下る
小坂の晩鐘 花岡の雨 湖国の山水は観光に適す」
この吟を詠んだのは、生涯を詩吟普及に命を捧げた木村岳風先生です。
先生の遺徳を偲びつつ詠みたい吟であります。
地名として、衣ヶ崎、高浜、唐沢、温泉街、水月園、赤砂、小坂、花岡
これら全てに、どんな所なんだろう?と興味が湧きます

木村岳風先生と武田勝頼が諏訪湖畔の故郷を思うところで自分の中でシンクロしましたので、とてもこの吟に親しみを感じました

私もいつか諏訪八景を訪れたいな〜
※小坂観音院は、古くは龍光山正福寺(りゅうこうざんせいふくじ)と呼ばれ、これは土佐に勝頼が建立した、寺院と名称が一致します。
目に入りました。武田勝頼が土佐とのつながりがあるとは知りませんでした、その経過が知りたいです。私も岳風会に入会して4年目です、これも何かの縁ですか宜しくお願い致します。
勝頼の伝承は、土佐では大崎玄蕃という変名を後に使用しており、戒名を授かった時に勝大居士と元の名が記されております。
土佐には、諏訪を偲び建立された観音堂があり、諏訪湖を見るような風景で、諏訪湖の事を思いながら吟じてみたい、今もそう思います。
こちらこそ、ご縁をいただきありがとうございます。今後とも宜しくお願いをいたします。