<第1回>武田の里フォーラムin仁淀川町
会場正面を飾った大型垂れ幕!縦4m×幅1.3m
【昨年の秋の陣はこちら!】
新聞は朝日新聞や山梨日日新聞にも掲載されました
武田の里フォーラムでは武田氏ゆかりの30人が集結
武田勝頼を顕彰する長野県・山梨県、県内団体が集まりフォーラムを開催致しました
秋の陣は、今年の成果を十分発揮するイベントです。
今回は何と言っても当会の内容が全国展開に発展した事でしょう。
私たちは土佐に残る武田勝頼とその家族、家臣等の史跡や史料をもとに、伝承を大事に保存して行こうとする会です。
武田勝頼は信玄の跡継ぎとして、その名は有名で、まさか土佐に!的な部分も調査を進めれば進めるほど、関連性が多く出現します。他県からも注目される内容となり、伝承を守って行きたいと取り組む会員も増えました。長野県は諏訪の観音院中島住職様、山梨県は武田勝頼・新府中にらさきの会の高木様などとの連携やバックアップもあり、全国からゆかりの方々が訪れるという私たちも予想していなかった大きな展開を迎えました事は誠に喜ばしい事であり、武田勝頼が大好きなファンとの交流が生まれました事にも感激しております。
今回の秋の陣での最高の成果として、武田家ゆかりの方々にお集まり頂き、勝頼を顕彰する団体方々によるフォーラムを開催する事とにました。お集まり頂き誠に心より感謝申し上げます!
ありがとうございます!
<フォーラム参加団体代表>
1,武田勝頼土佐の会 高知県仁淀川町 岡林照壽氏2,武田勝頼新府中にらさきの会 山梨県韮崎市 高木智朗氏
3,由布姫・勝頼諏訪の会 長野県岡谷市小坂観音院 中島宥明住職様
4,武田勝頼土佐の会・大崎氏の会 須崎市上分横川 大崎豊明氏
5,武田勝頼土佐の会・山崎氏の会 佐川町 山崎 寛氏
6,越知平家会 歴史ミステリーの連携 事務局 澤田泰彦氏
7,大崎八幡宮宮司 岡林 誠氏
8,ゲスト 丸亀鉄砲隊 代表 山本陸雄様 香川県
天気予報では夕方より雨と予想され、急遽屋内にステージを設置しました
会場もそれなりに良くなりました予想ははずれて晴れました
■開会に先立ちまして大石弘秋町長様よりのご挨拶
有り難いお言葉を頂きまして、当会一同誠に感謝致しております!
誠にありがとうございました!仁淀川町を愛する心もピカイチです
■武田勝頼土佐の会 会長:岡林照壽より挨拶
今回のフォーラム開催に至ったこと、秋の陣が今年で2回目を迎え、大きな発展の時期をむかえたこと、皆様への感謝の辞を述べました。
バックの白いのは、プロジェクタ投射用大型自作スクリーンでございますかなり大きな投射が可能です!!
プロジェクターを使っての活動報告。
2010年「夏の陣」までの活動をご報告させて頂きました。うーむなかなか今年も盛りだくさんだったなー
◆ 私の作った方のダイジェストイメージはこちら ◆
結構長いですので、美味しいもの片手にお楽しみ下さい
なお音楽は流れません
全国から応募された全108種類の武田勝頼のキャラクターイラストも楽しめます
(注※ タイトル画面だけ1分半ぐらい同じ画面が続きます)
◆フォーラムスタート!
・由布姫・勝頼諏訪の会 長野県岡谷市小坂観音院 中島宥明住職様
昨年より交流が活発になり、今後も期待されております♪
長野県の新聞にも第1面記事のトップに大きくカラーで、土佐の武田勝頼の会の公演が長野県で行われた事、土佐との連携で長野県でも中島宥明氏らが代表となり、由布姫・勝頼諏訪の会の発足が行われた事などを紹介し、土佐に来て様々な交流や史跡に触れるたびに新しい発見があり、とても面白くまだまだこれからもお互いの交流などを深めて広く世の中に武田勝頼を紹介したいと述べられました。
中島住職様には本当に遠いところまで何度も足をお運び頂いて法要を行って頂き感謝しております。武田勝頼は、諏訪で生まれ、その名を「諏訪四郎勝頼」と言います。勝頼の母君が療養生活をされた観音院、私もとても行きたいです♪!さらには、諏訪と仁淀川町の寺村には多くの共通点を持ち、勝頼が寺村に抱いた思いを知る事が出来たのは、観音院の中島住職様のおかげです!これからも協力関係を気付いて長野県と事業を成功させたいと存じます。
・武田勝頼新府中にらさきの会 山梨県韮崎市 高木智朗氏
山梨県韮崎市は「武田家発祥の地」であると言われ、同会では、「勝頼くん」キャラ開発をはじめ、グッズ販売、各種イベント、味噌「武田の里」を販売等も行っております。
武田勝頼が土佐に来て生きていたという話は山梨県民にとっても面白い話であり、またその伝承なども高知県に広く分布し関わりがあると考える。また全国の武田家をつなぐ大きな組織作りに取り組み、武田勝頼をはじめ武田の会の活性化を図りたいと述べられました。
ぜひ、武田の歴史や日本全国にある物語を大きく盛り上げて行きたいですね!山梨県・長野県・全国の武田が一つになれば、大きな力となるでしょう!「味噌・武田の里」「山梨のワイン」「ネクタイ」など商品化力にも素晴らしい活動をされております。ぜひ今後とも協力して事業を成功させたと存じます。
・武田勝頼土佐の会・山崎氏の会 佐川町 山崎寛氏
高知市在住の山崎氏は山崎会長の所有している佐川町に残る武田家系図の最後に氏名が記されている人物で、武田勝頼の末裔にあたる方です。
高知県や県外にも土佐の武田勝頼の末裔である方々が多くおられ、その血筋を昔から大事にして来ている。かなり古い時代から広く武田勝頼の子孫が分布し、その土地土地で土佐の武田を受け継いで来ており、これからもそれを大事にしていかなければならない、現代の時代になって土佐の武田を知っておるものがどんどん世を去っていってしまった、この会によってそれが掘り起こされ、保存されておる事は良いこと等と述べられました。
土佐には武田の伝承や史跡が本当に多いと思います。それが広い範囲で語り継がれ、なおかつその土地土地は、我々の所有する仁淀川町の系図にも土地の名前が出てきます。
それぞれが、縦と横の線でつながった系図、史跡、これらを元に武田の伝承を大事にし、伝統文化の素晴らしさをも伝えて行ければと思います!本当にありがとうございます!
・武田勝頼土佐の会・大崎氏の会 須崎市上分横川 大崎豊明氏
(須崎市上分 大崎氏は大崎玄蕃神社との関わりあり)
その昔、大崎玄蕃(武田勝頼)の親族の者の誰かが、葉山の貝(かい)の川(長宗我部地検帳で見ると「甲斐の川」と記される)に来て、葉山カイの川に大崎玄蕃神社が祀られた。
大崎氏の住む甲斐の川には武田信勝(大崎五郎)の伝承が残る。津野氏や大阪夏の陣との関わりなどが見えてきて面白い。
この仁淀川町大崎から佐の国を経由して葉山に来たとされる系図を絵にして説明していただき、なるほどと思いました。系図に記されるルートがベスト(最高の)ルートである事が一目で分かります。また所有する系図の紹介など、とても興味のある内容でした。
来年重点的に調査したいのは葉山です。まだまだ聞いたり、見たりしたいものが沢山あるのです。
大崎氏にはいつも祭の時には来て頂いております。ありがとうございます!
・越知平家会 歴史ミステリーの連携 事務局 澤田泰彦氏
平家会は勝頼の会と連携して、大きな1つの歴史会を作りたいと考えております。越知町に逃れたという安徳天皇の物語は越知町の観光資源であり、御陵も宮内庁の参考地として管理されております。
ツアーやイベントも盛んに行っており、この「秋の陣」の翌日には「秋の風」として連携したイベントを行っております。ぜひ皆さんお越し下さい!と述べられました。
この仁淀川町にも越知町と同様に安徳帝の歴史があります。伝統文化としては、椿山太鼓踊り、都踊り、平家と関連ある神楽、などなど本当に古くから残っております。この平家の伝統と武田勝頼の伝統がミックスされたのが「玄蕃踊り」です。とても面白いです。
他にもミステリーちっくな所も連携の要素あり!です。さらには「秋の陣」「秋の風」壮大な2日間にわたる連携イベントをこれからも大成功させて行きたいと存じます。
・丸亀鉄砲隊 香川県 代表 山本陸雄様
様々な撃ち方や、丸亀鉄砲隊ならではの構え方などもあるんですね、どおりで構え方がカッコイイと思いました。アゴに付けるというところが他とは違うところで、それが私たちが思ったカッコイイスタイルなんですね。
丸亀鉄砲隊といえば、一国一城礼が出る以前の最後の城主である佐藤掃部(さとうかもん)は仁淀川町の安居神楽と同世代同名の人物がおり、何か関連がありそうです。
本当に火縄銃演武は素晴らしかったです!来年もお願いしたいと思います
「丸亀鉄砲隊の前の記事はこちらをクリック!」
・大崎八幡宮宮司 岡林 誠
私たちが代々受け継いで来た大崎八幡宮では、昔から武田勝頼の話が絶えた事がありませんでした。高齢化が進み、武田勝頼(大崎玄蕃)の話は次第に薄まって来たのですが、この伝承を絶やすわけにはいけません。様々な伝承伝統を次ぎの世代に受け継いでいかなければ、400年以上にわたり続けてこられた伝統が姿を消してしまいます。
武田勝頼が土佐に来てどのような活動をしたのかが、当会の活動により次第に明らかになって来ました。これはスゴイ事なんです。
地域の伝承を「伝承のまま」にしておいたのでは、このような大きな方向に行く事はなかったでしょう。
それだけ深化した活動になってきました。そして地域に訪れる人が増えた事も大変嬉しい事です。
今後も武田勝頼を顕彰し、あらゆる方面から探求していきたいと考えます。
フォーラムは皆様の活発な意見の交換などで、とても有意義なものとなりました。
フォーラムが実現した背景には様々な皆様のたゆむ事なき努力がありました。
活動してこそ、次につながる!そう信じて来た甲斐があったわけです 今後も勝頼顕彰のため、地域活性化のために取り組んで行きたいと思います
会場では既にお酒で酔いがまわっている方も、お祭りですので楽しみましょう
売店も販売を行ってまーす!
会場の場所は山から見るとこんな感じです
■フォーラム開催場所:中央公民館
武田勝頼土佐の会
秋の陣2010イベントはまだまだ続きまーす
【後編へ】
ここからは勝頼ソング!カラオケ大会、芸能発表などなど
【昨年の秋の陣はこちら!】