快晴でカラッとした秋晴れの今日は玄蕃祭、昔は煙火花火の音がパンパーンと午前7時ごろには鳴り響き、祭のはじまりにワクワクしたものでした。またああいう派手で楽しい祭が復活してほしいですね。 玄蕃祀りの本旨は、死者の霊を慰め鎮め、病送りを行うことにてございますので、武田やそれに関わった者たちの先祖供養を願い、正八幡宮では祭祀が行われております。
日時:10月2日(日曜日)午後2時〜
場所:大崎八幡宮(仁淀川町大崎)
主祭神:大崎玄蕃 武田家先祖
◆内容は、神事と、おなばれ、荒神鎮めとなります。
新型コロナウィルスの感染の拡大を抑えるために、神事のみで直来や出店はございません。記録をUPします。
天気は、今も晴れ、雨の心配はなく、おなばれも可能です♪
お供えを献上し、開式に備え、午後2時から集まり具合を確認してから開式します。
■参道である階段の入り口には両際にサカキが立てられ、今年は大崎八幡宮の社名も入れられております、
この取り組みをして下さっているのは中島道雄さん、八幡宮の役員でもあり、町の花草の管理人です。いつも感謝をしております。
元々参道の入り口には鳥居がありましたが、道路に面していて危ないとのことなどから、40年以上前に、山の中腹ぐらいの場所に鳥居が移されました。そのため、例祭の時はノボリ旗が立つのですが、それ以外の時には目印がなく、神社の入り口だとは分かりません。
そのことを中島氏は憂慮し、ここにサカキが枯れないように立て続けてくれて、さらには「大崎八幡宮」という社名をサカキ立てに記してくれました。中島氏は勝頼が来る前より、この山の持ち主で、それ以来からの先祖のつながりがあります。
神事は厳かに執り行われました。参加者は役員などを含めて20名ほど。
午後3時ごろ 御旅所の鳴玉神社へ神輿を運びます。役員だけなので、軽トラの荷台にご神体(大崎玄蕃)の入った神輿を乗せてのおなばれ。
ご神体の御神輿が帰って来たら、病気平癒を願って、神輿の下をくぐるという伝統があります(^^)
頭をぶつけないように気をつけてくぐって下さい。
その後は荒神鎮めで、地域の平安と病気平癒、病が直るようにと祈念をし、
令和4年(2022年)の玄蕃祭もこうして幕を下ろしました。直来は残念ながらありません。
御神輿は3つ有って、大きいのは玄蕃祭用なのですが、なんせ人手が少ない昨今は出すのが難しい。
そのため、小さいのを何とか出しております。来年は「秋の陣」としてイベントが出来るのではないだろうかと考えております。
来年のことを云うと鬼が笑うと言いますが、神輿をかつぐ若い人に参加いただけるとありがたいですね。
お疲れ様でした。
後日、参道の階段の掃除をしてくれていたのは、井上進さん。八幡宮の大長老で、ご高齢ながらもいつも山の上から下までを綺麗にしてくれています。
ご協力をくださいました皆様、本当にありがとうございました。まだ本年の祭祀も11月と12月の大晦日あるかな?