武田八幡宮の創建1200年例大祭に訪れた翌日、2022年10月11日(火曜日)
○勝頼たちが辿った道として、先ずは大善寺で参拝をし、
○武田の霊を敬い、供養の一環で景徳院に参拝をいたしました。
◆大善寺(ふどう寺)
このお寺は山梨県で一番古いお寺。西暦718年に、
行基菩薩が日川渓谷岩上で霊夢により感得された像といわれる、薬師如来、日光菩薩、月光菩薩を安鎮されたと伝えられ、
武田勝頼が天正10(1582)年3月3日、郡内の岩殿城で再起を図ろうと韮崎の新府城を出発し、途中この大善寺で戦勝祈願をし、一夜を明かしましたと伝えられております。
天目山での戦いを目前に控え、勝頼はどのような気持ちであったのであろうか、とそう思い。
薬師如来様に大慈悲を願いご真言を皆で奏上いたしました。
現在、過去、未来がここでつながっているのではないかとそういう空気でした。これは、同様に感じた諏訪を訪れた時の神聖な何かと通じる厳かさ?かと思います。
勝頼たちは、この時の次の一手二手、まだ見ぬ先をどう考えていたのであろうか。
寺の奥には、理慶尼記があり、その当時の様子を詳細の記してあります。
ここの庭園は本当に美しく、またブドウジュースが美味で癒やされました。ご馳走様でした!
玄関から入って奥を見るまでは、全く想像のつかない美しい庭園とそれを取り囲む部屋におおっ!と声が出るくらい美しさに感心させられます。テーブルに置かれたブドウや、アケビのお飾りにも感心させられまくりです。
素晴らしいお寺ですので、じっくりと時間をかけて参拝したいですね。その後は、ブドウジュースやワインがおすすめです。
◆景徳院(けいとくいん)へ 天目山
ここでは武田勝頼をはじめ武田家が自刀した生害石、武田勝頼の墓がございます。
実際に、ここでは大勢の血が流れた事でしょう、感受性が高い方が行くと苦しいかもしれません。
ただただ無念であった魂の前に手を合わせ、安らかなれと祈るのみ。
戦国の時代の武将を崇敬することは、現世の私たちにとって、新しい世界をどう生きるのかを問うことだとも思います。
手を合わせ、死者霊の鎮魂と冥福を祈り。また新たな未来へとつなげて行きたいですね。
山梨県に来たら必ず最後にはここで手を合わせ、反省をして、また来させていただきたいです、今度は大勢で来ます。(合掌)
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武田勝頼土佐の会 岡林